中古マンション リノベーションマンション

収納率を考える

新築マンションの間取図面を見ると、住宅購入にあたって参考になる部分が多くあります。

たとえば、通風を表す「風」を思わせるアイコンや陽当たりを表す暖色のアイコンなど、検討客にとって重視する要素をわかりやすく表現してくれています。
中古マンション市場では、こうした充実したアイコンが用いられることはマイナーといえます。
やはり、新築マンションのように一挙大量に複数戸を分譲する場合には、充実した予算がありますので、そうした見やすいパンフレット、案内資料、図面が数多く提供されると言えます。
逆に言えば、それだけ販促費用が掛かっていますから、当然に分譲価格に反映されているのだと捉えるべきでしょう。
さて、新築分譲マンションの図面では、「収納」をハイライトしている場合がほとんどです。
残念ながら、中古マンション取引においては、図面上の「収納」部分をハイライトして色分けすることはあまりありません。
(理由は既に述べた通りです)
ACSも(これは反省すべき点なのですが)、図面上の収納部分を色分けすると言った見やすさを実現できていないのが実情です。
新築分譲では当たり前になっている「収納」のハイライト。
これは、やはり「収納」に対するお客様の関心の高さを表していると言っていいでしょう。
一般的にマンションにおいて「収納が充実している」と表現するには、「収納率」が10%を超えていることが条件となります。
この10%を超えるという計算式にもちょっとした技法があって、たとえば、トイレの吊戸棚のように床下から天井までが収納になっていない収納スペースについては、0.5を乗じることによって収納に算入します。
こうして導かれた総収納面積を専有面積で割って求められた率が収納率ということになります。
つまり、クローゼットのような床下から天井まで全体積を収納に活用できる部分だけではなく、言葉は悪いですが、中途半端なサイズの収納までひっくるめて収納率が計算されているということをわかっておく必要があります。
ACSでは、よほどの成約がない限り各居室には必ず収納を設置することを【もの作り】のルールにしています。
また、トイレには必ず吊戸棚を設置し、洗面浴室スペースにはリネン庫の設置を基本とするなど、生活上必須と考えられる収納にはリノベーション上の配慮を尽くしています。
(洗面のリネン庫設置については制約が多く全戸設置には至っていません)
一方、収納率については、一律のルールは定めず、できるだけ収納を確保しながらも生活上必要なスペースの確保も配慮するバランス政策をとっています。
マンション購入をお考えの際には、収納率を計算してみるのも大切かもしれません。
(文:松崎真也 2015.07.26)

 

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